この記事は、臨床神経解剖学 原著第6版とやさしい自律神経生理学、カンデル神経科学、脳のしくみとはたらき図鑑を参考にして書きました。
身体の疲れはどうでしょうか?
気温が下がって自律神経の乱れが出やすい今の季節実は睡眠の質が良くない人が多くいます。
睡眠の質が大切ということを今回は書いていきます。
疲れているのは視床下部が疲れているから!睡眠の質を上げることは視床下部の状態を良くすること!
最近調子が悪い。
自律神経がおかしい。
疲れが取れない。
やる気が起きない。
ホルモンバランスがおかしい気がする。
痩せにくい。
など上記の症状は全部睡眠の質と関係が深いです。
自律神経系は、交感神経系、副交感神経系、腸管神経系に分類ができます。
交感神経が過剰反応を起こしていると、筋肉を緊張させて、血管も細くしてしまいます。
細い血管だと血流は早くなり、流れる血液量が少なくなってしまいます。
血液には、酸素と栄養を運ぶという働きがあります。
睡眠は視床下部というとても大切な脳の影響を受けています。
視床下部は、
- 自律神経中枢
- 体温制御
- 摂水
- 摂食
- 睡眠と覚醒
- 性の誘発
- 記憶
- ストレス
などと関係があります。
体温調節をして、病原体が身体に侵入すると免疫系の働きを上げるために体温を上げます。
ストレスを感じると副腎からコルチゾールというホルモンを産生を促すこともします。
コルチゾールは血糖値を上げる働きがあります。
視床下部の疾患としては、尿崩症や糖尿病などがあります。
糖尿病は、食事と運動ということを言われていますが、睡眠の質にも気をつけたいところです。
ストレスを感じることで血糖値を上げるということにつながるのでダイエットとも関係してきます。
ダイエットするためには、代謝を上げたい。
代謝を上げるということは筋肉も大事ですが、内臓も筋肉なので内臓の働きを良くするためには自律神経系の副交感神経系の働きが良くなることが重要です。
睡眠というのは、副交感神経系の働きによる影響がとても強いのでしっかりと寝れること、睡眠の質が良いということは副交感神経系の問題が少ないことになるので自律神経の状態も良くなってきます。
睡眠の質を上げるために必要なこと
睡眠の質を上げるためには、交感神経系と副交感神経系のバランスを整えることが必要になります。
交感神経系と副交感神経系は視床下部との関係が深く、ホルモンを視床下部からたくさん出しているのでホルモンの原材料が足りているか?ということも気にしたくなる部分です。
タンパク質、脂質、ビタミンなどが足りているかということにもなってきます。
消化吸収できているのか?
という問題もクリアしないといけません。
簡単にできることは、よく噛むということです。
睡眠の質を上げるのに必要なことは、
朝、朝日を浴びる。
朝日を浴びることで、狂っていた脳の体内時計がリセットされます。
深呼吸をして酸素を取り込むこと。
呼吸をすることで酸素を取り込み赤血球が全身に酸素を届けます。
当院で行っている整体やひつじがいっぴき®︎では、硬く緊張している筋肉を柔らかくしたり、温熱器というもので熱を神経や血流に届けて臓器に届けたりするします。
血流を臓器に届けることで内臓の代謝も良くなります。
内臓の働きは副交感神経系なので睡眠の時に関係する神経と同じになります。
睡眠の質を上げると脳の方にも良い影響があることだったり、糖尿病のリスクにも繋がるので、しっかりとした睡眠を取れる身体づくりをしていきましょう。
千葉県野田市花井266−2 K-Forum Bld.2号室
そよかぜ接骨院
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